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<<   作成日時 : 2012/07/07 00:00   >>

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つもいつも同じタイプの写真ばかりが載っている当サイトも、とうとう4周年を通過し5年目に入りました。これまでに取り上げた車両 (ごく 一部に 例外) は約490両、ちなみに今回は第240回となります。そんな今回は、Eastern Extreme Express の Experimental Exposureで……。

2012年はJR東日本の長距離輸送を支える東北・上越新幹線が相次いで節目を迎える年。1997年3月22日=秋田新幹線 (東京〜盛岡〜秋田) 1982年6月23日=東北新幹線 (大宮〜盛岡) 1992年7月1日=山形新幹線 (東京〜福島〜山形) 1997年10月1日=長野新幹線 (高崎〜長野) 1982年11月15日=上越新幹線 (大宮〜新潟) 2002年12月1日=東北新幹線 (盛岡〜八戸)。ほぼ5年おきに大きな開業が繰り返されてき

E223-1003

E223-1003

  • 東北新幹線 水沢江刺←北上 2012-6
  • D700, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D+TC-14E, ISO400

ーハトーブの郷を走る〔SLイーハトーブいわて物語号〕〔SL銀河ドリーム号〕(D51 498) からの帰り、北上へ車を戻す道すがら立派なワーレントラス橋があった。ワーレントラスとは鉄鋼などの骨組みを△と▽の連続で組み合わせた構造の橋で、鉄道や道路の長大橋梁によく使われる。東北新幹線の橋梁といえば一ノ関駅北方に3,868mの長さを誇る第一北上川橋梁が有名だが、北上川を斜めに横切るこちらのトラスもなかなか立派なもの。いっぽう北陸(長野) 新幹線以降は、架橋技術の進化や景観調和により斜張橋あるいは斜版橋 (コンクリート斜張橋) といった個性的な橋も多く登場している。
まもなく上り〔やまびこ〕が北上を発車する時刻、まずは手持ちで撮ってみた。今回の狙いは、トラス橋を疾走する新幹線は横からどのように撮れるか? の確認で、本来なら昨年のE5系デビュー直後にやってみたはずのものだ。

次の列車は下りの〔こまち・はやて〕で、しかも〔はやて〕はE5系。〔はやぶさ〕の増便はまだないが、この時点で量産車9編成が営業中のE5系は〔はやて〕へ順次充当され、間合いで一部の〔やまびこ〕〔なすの〕でも運転されている。〔はやぶさ〕以外の列車は最高275km/h運転だが、それでも相当な速さであることは想像に難くない。露出がだんだん厳しくなるし、スピード感の演出にシャッター速度を1/60sとするため、こんどはきちんと三脚に据えた。
突然の風切り音とともにE3系のヘッドランプがあらわれ、瞬く間に撮影ポイントへ近づいた。約50km先にある盛岡までわずか15分。あとで計算してみたら仙台→盛岡(171.1km) を43分で走る〔はやて〕の平均速度は238.7km/hにも達している。
上越・長野よりも長距離な東北新幹線には高速化への要求も自然と高くなり。現在では275km/h以上で運転できる車両が大勢を占めている。上越新幹線まで視野を広げても、開業当初の200系はもちろんのこと E1系やE4系もすでに縮退期で、東北のE4系も仙台どまり。200系国鉄色K47編成は、特別装飾を施した「東北新幹線開業30周年記念号」でひさびさの東北路を踏みしめたけれど、つぎの機会はもうないんだろう……。

E514-10

E514-10

  • 東北新幹線 水沢江刺→北上 2012-6
  • D700, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D+TC-14E, ISO400

ーパーグリーン車の仮称でE5系に連結されることが決まっていた新青森方の10号車は、正式名称「グランクラス」で〔はやぶさ〕とともにデビュー。横1-2配置 1,300mmピッチ6列という座席の定員は18人と、新幹線車両のなかでもことのほか少ない。先頭車の流線形前頭部が15mにも達し、車両のほぼ半分が運転室で占められてしまったことを逆に活用した形といえる。
〔はやぶさ〕以外では盛岡まで〔こまち〕E3系と連結して走行するが、注目したいのはその連結部。前面の造形が全然違い、E2系にくらべてもかなり急な立ち上がりであることに改めて気づかされる。これはE3系の車体断面がひとまわり小さいミニ新幹線 (在来線規格) であることが大きいようだが、環境面からはおそらく現在の速度が限界なのだろう。320km/h走行をめざす新・新在直通車のE6系はE5系の流れを汲むロングノーズとなり、定員を確保するため編成はE3系の6両から7両へ延長される。
……ということを考える余裕は、この時点であるはずもない。270km/h (75m/s) 以上で走行していると仮定すると、10号車通過から1号車までの時間は3秒しかない。急いで体勢を立て直さね!

E523-10

E523-10

  • 東北新幹線 水沢江刺→北上 2012-6
  • D700, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D+TC-14E, ISO400

きわ(常盤) グリーン と称するメタリックな緑色は、同系を特徴づける要素のひとつ。壁の高い高架橋を走る姿は遠方からでもはっきり認識できるし、高速ですれ違う列車の中からも一瞬窓外が明るくなって気づく。他系列が上部に使う 飛雲(ひうん) ホワイト は、E5系では はやてピンクの帯をはさんで下側に回った。床下機器を着雪防止にカバーで覆うほか、騒音対策で新幹線営業車としては初めて台車もフルカバーされた。
東京方先頭車は2ヶ所の客用扉に洗面所も設置するため、シートピッチを1,040mmとするも10号車とおなじ6列の定員29にとどまり、普通車では半室ビュフェ車の237形 (廃形式。定員28) に近いこじんまりした空間となっている。
E5系は2012年度末 (次回のJRグループ改正だろう) に国内最高の320km/h運転を開始 (E6系もデビューし300km/h運転)。2015年度までに全59編成が増備され、E4系およびE2系を置き換えることになっている。その先の北海道新幹線も絡み、東北の新幹線はこれから世代交代の時期を迎えるのだっ

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
4周年おめでとうございます。読み逃げばっかりですみません。なるほどーといつも感心しながら見せていただいています。
はやぶさのあざやかな緑、パッと目に付きますね。ピンクのストライプとの組合せで華やかで、JR東日本のフラグシップといった感じですね。
*ノロッコ号、記事をリンクさせていただきました
さくらねこ
URL
2012/07/09 00:28
さくらねこさん こんばんは。
おかげさまで4周年、ご覧いただきありがとうございます。

メタリックな緑色をした新幹線というのはこれまでにない色使いですから、とてもまぶしい白色の前照灯とあいまって、遠くからでもわかる車両なのです。高速で通過する姿には、フラグシップとしての威厳も感じられますね。新幹線での色違いといえば、東海道新幹線での500系もそんな立ち位置でして、一瞬のすれ違いでも確実にわかる車両でした。
いまはE5系のほうがめずらしい側ですが、こちらは今後全部置き換わってしまうんですね。折しも総二階建てMaxについてE1系が引退、E4系も東北撤退という発表があり、代替わりのスピードもいっそう速くなりそうです。
宮本康宏
2012/07/13 23:44
おはようございます!いかがお過ごしでしょうか。
もう5年目となりますか。早いもので、続けられるというのは素晴らしいことですね。資料性も高く、いつかは本になると良いですね。(^^。新幹線のスピード感もでてトラス込もgoodです。
teru
2012/07/16 08:31
teruさん こんばんは。
おかげさまで5年目に入りました。こんなのでも、のちのち資料にはなりますかね(笑)

東北・上越新幹線はなかなか地上から狙うことのできない路線でして、ならばこういった鉄橋部分ならどうだろう? と試したものです。横桟がもっと細くあるいはシンプルだったらなお良かったなあ…と思いました。
宮本康宏
2012/07/20 23:47

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