テーマ:貨車

赤の時間―青函点望

津軽海峡線の朝は早い。午前4時すぎ、おそらく保線のために取られている空白時間の明けるのを待って、青森・函館両方から貨物列車が青函トンネルへと流れ込む。本州に上陸した上り列車は5時半ごろ、まだ眠りから覚めない青森の市街へ到着する。 貨物列車の牽引を担当するは東北の主役「金太郎」ことEH500。赤いマンモス電機の行き交う姿はしかし、3月2…
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「デ」と「ヲ」

秩父鉄道の電車に乗って熊谷・寄居から三峰口へ向かうと、秩父駅に近づくとともに斜面を大きくえぐり取られた山が進行正面にそびえ立つのが見えてくる。武甲(ぶこう) 山といい、石灰岩の大鉱床を持つ山である。このため古くから しっくい・セメント等の原料となる石灰石の採掘が行われ、ふもとの影森・武州原谷(貨物駅)から三ヶ尻(貨物線) へ石灰石を輸送…
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体感・二軸貨車

春期(大型連休) と夏期に函館地区で運転している〔SL函館大沼号〕。今期(2012年)も4月28日~5月6日の毎日、函館→(仁山経由)大沼公園→森、森→渡島砂原→(大沼経由)大沼公園→函館 の経路で運転された。 同列車は2001年の運転開始からの乗車人員が今期で10万人に達している。達成日となった4月30日には函館駅で記念式典が行われ…
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ライフライン・タンカー

今回の震災が物流面にも大きな影を落としたのは周知の通り。東北本線・常磐線は福島・宮城県を中心に不通区間がかなり残っている (2011年4月1日現在) が、青い森鉄道~IGRいわて銀河鉄道がいちはやく復旧、日本海縦貫線経由で盛岡への鉄道貨物輸送が再開された。その後東北地方の横断線を使っての輸送もはじまり、これにむけてJR貨物では西日本地区…
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ワム!

東海道新幹線から富士山が見える新富士付近にさしかかると、同時にあちこちの煙突から白い煙がもくもくと立ち上がる光景が飛び込んでくる。これは製紙工場のもので、精製で大量に使われる水が熱せられ放出されている。富士山の豊富な伏流水に恵まれ、静岡県富士市は紙の街として栄えてきた。 この製紙工場からの出荷など、紙製品の輸送に使われている貨車がワム…
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物流を支える

昭和40年代後半以降の国鉄衰退期ではとくに貨物輸送の落ち込みが激しく、国鉄は「59・2」とよばれる1984年のダイヤ改正で、ヤードでの操車を中心とした個別駅間の輸送を全廃、主要駅・貨物ターミナル間を直行列車で結ぶ拠点輸送に舵を切った。以降、二軸車中心の雑多な貨車で構成された貨物列車は消え、コンテナ車を連ねた「高速貨物列車」と特定品目を輸…
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