テーマ:小田急

GOLDFISH

その機会は突然やってきた。 2018年1月、伊勢原駅付近で小田急線を撮影し、次の場所へ向かおうと駅に戻って、急行電車に乗り込み発車を待っていると、背後を赤い風が吹いた。 「!!」 次のポイントで撮影しながら待つことしばし、遠くにふたつの白いライトが見え、真っ赤な車両が近づいてきた。GSE (Graceful Super Expre…
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SE: Legendary

冬晴れの日、小田原北部の足柄平野に足を運んだ。箱根から連なる山々の向こうに、雪化粧した富士山が朝日を浴びている。右側から酒匂川を通過する車両の規則正しいジョイント音が聞こえてきた。しばらく後にバーミリオンオレンジの車体が宅地の向こうから飛びだし、平野を突っ切っていく。小田急ロマンスカーLSE 7000形。小田急現役特急最古参の展望席つき…
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あしたの街へ

放射冷却の進んだ翌朝に都市部でも見られる、澄み切ったあけぼのの空。夜明けにつれて空は天頂の深い蒼から、地平線の茜色へとなだらかな階調を描く。「東の野にかぎろひの立つ見えて…」万葉集にも詠まれたこの時間の空は、かつてエル特急〔はつかり〕のイラストマークにも描かれたグラデーションだ。 その色がオレンジ色に変わると、まもなく日の出の時刻を迎…
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増殖

10月に復原工事が完成する東京駅丸の内口赤れんが駅舎。壁面を覆う仮囲いが外されたというので、日曜夜に東京へ帰着したついでに見てみることに。半世紀近く慣れ親しんだ南北の直線屋根がドームに変わってどうなるかと思ったが、暗闇に浮かび上がるその姿は威風堂々という言葉がふさわしい。 その一方で、後ろのプラットホームに出入りする列車はすっかり様変…
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ロマンスをもう一度

1987年12月23日、赤と白の鮮烈なロマンスカー小田急10000形 "HiSE" がデビューした。平日だったはずだが新宿駅と登戸付近へ見に行った記憶がある (注: まだ「昭和」だったときの話です)。それから四半世紀。 小田急ではJRグループと同日の3月17日に全線ダイヤ改正を行う。この改正では通勤車5000形とHiSE (11両連接…
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芙蓉を仰いで

「青春18きっぷ」がまだ5枚つづりだったころは、大学生協で1~2枚買って日帰り旅行するのが好きだった。とあるよく晴れた冬の朝に、東京から113系電車に乗って国府津へ、115系にのりかえ御殿場線へ。その先ふたたび東海道線→身延線→中央線と富士山を車窓右手に巡る旅は、御殿場が近づく頃に第一回のハイライトを迎える。 御殿場線は、もともと東海…
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蒼の時間

東京メトロ千代田線。常磐線から直通して都心へ向かい、大手町・日比谷・霞ヶ関そして国会議事堂前と、文字通り千代田区主要部を貫く基幹路線のひとつ。終点の代々木上原では小田急小田原線に接続し、一部電車は多摩急行として小田急と相互直通運転を行う。 その小田急といえばすぐ連想されるのが「ロマンスカー」。箱根への観光特急として広く知られるが、じつ…
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1111

きょうは11月11日。鮭の日、チーズの日、ピーナッツの日、きりたんぽの日、もやしの日、電池の日、配線器具の日、靴下の日 (ペアーズデー・恋人たちの日)、下駄の日、ライターの日、サッカーの日、折り紙の日、宝石の日 (ジュエリーデー)、煙突の日、磁気の日、介護の日、コピーライターの日、西陣の日、そしてポッキー&プリッツの日……ということで強…
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線路をまもる

毎日私たちが通勤で利用する鉄道が、時刻どおりに運転されることを前提にできるのは、車両が定期的に検査を受けて故障を未然に防ぐ努力が続けられているためだ。それは線路施設についても同じことが言え、定期的に深夜 (需要の少ないところでは昼間) の保線作業が行われる。 そのために必要なデータを実際に走行しながら集めるのが、検測車とよばれる車両だ…
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風のむこう側

1999年7月16日の特別運転を最後に、小田急ロマンスカーの一形式が引退した。3100形「NSE」。もう10年になるのか……約2年間、NSEの姿を追いかけ、毎週のように通い詰めたことが懐かしく思い出される。 1963年登場のNSEは、1957年に登場し一世を風靡したSuper Express(SE) 3000形の後継・増備車で、言うま…
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走る喫茶室

以前は新しいレンズとかフィルムを導入すると、まず小田急線の開成付近で試してみることが多かったけれど、最近は「新兵器」を投入しても試写する間もなく実戦……という形が多くなってしまった。ほんとうは安定した天気の下で試写し、性能や性格をはっきりさせておきたいところなのだが、やりたいことが多すぎてなかなか叶わない。 このさき狭い場所や暗い場所…
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遠くなった庭

私が本格的に鉄道撮影に取り組みはじめた時期は、ちょうど小田急ロマンスカーNSE(3100形)の最終期にあたり、毎週のように沿線に出ていた。足柄平野を走る開成付近は新しいフィルムやカメラ・レンズなどを試写する場としてもよく使っており、「庭」というかホームグラウンドみたいなものだった。 そんな「庭」にも最近はとんとご無沙汰。ほかに撮りたい…
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