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<<   作成日時 : 2013/11/16 00:00   >>

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東北新幹線が新青森まで全通した2010年の年末、八戸駅から青森ゆき 水色の電車に乗り込んだ。目的は青い森鉄道の走破。東北本線として通っている道ではあったが、経営体が変わったことで乗り直しになった。
2002年の新幹線八戸延伸によって、東北本線の盛岡〜八戸間は並行在来線として分離され、第三セクター会社が経営を引き継いだ。岩手・青森県境に近い目時(めとき) 駅を境に岩手県がIGRいわて銀河鉄道、青森県側が青い森鉄道に分かれ、「東北本線」は4つに分割された。IGRが第一種鉄道事業者であるのに対し、青い森鉄道は第二種鉄道事業者で、線路等施設は青森県が保有する「上下分離方式」となっている。

クハ700-1004

クハ700-1004

  • 東北本線 下田→陸奥市川 2008-4
  • D200, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D, ISO200

東北新幹線新青森開業に伴いJRから分離された八戸〜青森間も青い森鉄道が引き受け、路線は目時〜青森間121.9kmとなった。同区間の新幹線連絡特急〔スーパー白鳥〕〔白鳥〕〔つがる〕は全廃され、以来リゾートハイブリッドHB-E300形〔リゾートあすなろ〕のほかは貨物列車と普通列車のみが細々と行き交っている。
大湊線(野辺地〜大湊) はJR東日本が引き続き運営するが、ほかのJR線から孤立した路線となったため、八戸〜野辺地〜青森間ではこの三駅以外で途中下車しない限り、「青春18きっぷ」は別途運賃なしで通過できるようになった。これまで国鉄〜JRから分離・廃止した路線で「青春18」の救済は一切行われなかっただけに、大湊線連絡が名目であるとはいえ、きわめて異例の扱いといえる。(八戸線も在来線としては孤立状態だが、その利用のために盛岡〜八戸を通過する際には運賃が必要となる)
車両は701系電車をJR東日本から譲り受けたほか、各社でも新製配置している。形式はそれぞれIGR7000系、そして青い森701系。漢字かな交じりの形式名はめずらしい。車両外形はJR車とほとんど変わらないが、新製車はJR車の一部にも設置される千鳥配置のセミクロスシートとなっている。

青い森701-101 青い森鉄道

青い森701-101

  • 青い森鉄道 下田←陸奥市川 2013-10
  • D7100, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D, ISO160

盛岡支社701系の帯色 (側面) が藍紫であるのに対し、IGR車は青に黄色、青い森車は当初青帯を締めていたが、八戸〜青森の譲り受けを前に水色を基調とした新装ラッピング車となった。描かれているのは同社のイメージキャラクター「モーリー」、緑の森の中で突然現れた青い色の木

かつて寝台特急から夜行急行まで、さまざまな愛称でにぎわっていた東北本線から優等列車はすっかり消え、赤ベコED75も思い出の彼方である。北日本の物流を担う重軌条路線も旅客輸送に関していえばローカル線同然で、今後の展望も厳しいものであろう。そんななかでも青い森鉄道は地域輸送の改善に取り組んでおり、来春には東青森〜青森間に新駅が開業、これにあわせてE721系ベースの「青い森703系」が導入される予定である。

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