梅ほのか
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いします。
毎年12月なかばに春のJRグループダイヤ改正の概要が発表され、大きく変動する (特に廃止や引退) 列車や路線の撮影で沿線が賑わいだすのが年末年始のこの時期ということになる。今季も例年よりはすこし遅く、2012年12月21日にプレスリリースとなった。少なからぬ人が気にしたであろう夜行列車の去就については、今回は現状維持となった。
新幹線では一足早く2月デビューするN700Aに続き、E6系〔スーパーこまち〕の300km/hデビューとE5系〔はやぶさ〕の320km/h運転開始 (E5単独のみ)。ひきかえに30年間活躍してきた200系の引退で、新幹線車両がすべてJR化後の新形式に統一される。
その他在来線も細かく改定されるが、グループ内の公式サイトを順番にチェックしてもJR北海道だけ何もうごきがなく、10月の単独改正ダイヤが継続となる。
在来線昼行特急では常磐線がひとつの区切りを迎える。昨年3月改正でデビューしたE657系が、当初予定より半年ほど遅れて651系とE653系の置き換えを完了する。こちらは全車が新型に統一されても、速達形の〔スーパーひたち〕とローカルタイプの〔フレッシュひたち〕のすみ分けが続くことになる。
E657系はJR東日本在来線特急の最新モード。10両編成で上野~いわき間を運転し、途中での増解結を省略することで勝田以北への到達時間を短縮する意味合いも持つ。E259系新N'EXの交直流版という趣で、ノートPCも置ける大型テーブル、グリーン車・普通車全席へのACコンセント設置、ワイヤレスブロードバンドのWiMAXおよびWi-Fi使用可能と、現代の環境に見合ったサービスが提供されている。窓下に紅色の帯を締める白い車体はこちらもわずかに赤みがかっていて、これはもちろん偕楽園の紅梅・白梅をイメージしたものだ。
いっぽう651系は1989年登場、JR東日本が最初に登場させた新形式。前年に登場したJR九州「ハイパーサルーン」783系とともに、国鉄分割民営化の象徴的車両といえる。
真っ白なボディ、流線型の前面は真ん中に2つの前照灯、その下に大型LED表示装置。最終デザインイラストを見たときの衝撃はいまも記憶に強い。この表示器の働きがまたユニークで、停車中には列車名(号数)と行き先・発車時刻を表示するほか、最後尾では走行時に下部を赤く光らせ後部標識 (すなわち尾灯) として使う。前部では愛称表示を点滅させ、列車接近の警告とする機能もあった。
「タキシードボディ」と銘打ったスタイリッシュな車両の美しさはいまでもまったく変わらないことが、この写真からもわかることだろう。見てくれだけでなく性能も大したもので、在来線初の130km/h運転を開始した同系は、1990年鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。それから20年あまり、カラーも変えず常磐線ひとすじに走ってきた車両は団体・波動用、あるいは高崎線への転用が噂されている。
E657系から651系・E653系などひととおり車両撮影をした後、いちど土浦まで行ってから新型車両の試乗。せっかくコンセントがあるのだから、とモバイル用ACアダプタを差し込もうとしてふと気づいた。この100V、西日本地区の60Hz仕様なのである。
関東の商用電源は当然50Hz、JR東日本の交流電化区間もすべてそうだから妙な話に見えるが、照明などのサービス用交流電源は伝統的に60Hzが用いらてきたことからくるようだ。(E259系も60Hz、ただし東北新幹線は50Hz) 全国~世界で使われることを前提にしたノートPCやポータブルAVのACアダプタは、実用は問題ない。ちなみに架線から取り入れた電気は、たとえ交流でもいったん直流に整流された上でインバータで交流に再変換される。
毎年12月なかばに春のJRグループダイヤ改正の概要が発表され、大きく変動する (特に廃止や引退) 列車や路線の撮影で沿線が賑わいだすのが年末年始のこの時期ということになる。今季も例年よりはすこし遅く、2012年12月21日にプレスリリースとなった。少なからぬ人が気にしたであろう夜行列車の去就については、今回は現状維持となった。
新幹線では一足早く2月デビューするN700Aに続き、E6系〔スーパーこまち〕の300km/hデビューとE5系〔はやぶさ〕の320km/h運転開始 (E5単独のみ)。ひきかえに30年間活躍してきた200系の引退で、新幹線車両がすべてJR化後の新形式に統一される。
その他在来線も細かく改定されるが、グループ内の公式サイトを順番にチェックしてもJR北海道だけ何もうごきがなく、10月の単独改正ダイヤが継続となる。
在来線昼行特急では常磐線がひとつの区切りを迎える。昨年3月改正でデビューしたE657系が、当初予定より半年ほど遅れて651系とE653系の置き換えを完了する。こちらは全車が新型に統一されても、速達形の〔スーパーひたち〕とローカルタイプの〔フレッシュひたち〕のすみ分けが続くことになる。
E657系はJR東日本在来線特急の最新モード。10両編成で上野~いわき間を運転し、途中での増解結を省略することで勝田以北への到達時間を短縮する意味合いも持つ。E259系新N'EXの交直流版という趣で、ノートPCも置ける大型テーブル、グリーン車・普通車全席へのACコンセント設置、ワイヤレスブロードバンドのWiMAXおよびWi-Fi使用可能と、現代の環境に見合ったサービスが提供されている。窓下に紅色の帯を締める白い車体はこちらもわずかに赤みがかっていて、これはもちろん偕楽園の紅梅・白梅をイメージしたものだ。
いっぽう651系は1989年登場、JR東日本が最初に登場させた新形式。前年に登場したJR九州「ハイパーサルーン」783系とともに、国鉄分割民営化の象徴的車両といえる。
真っ白なボディ、流線型の前面は真ん中に2つの前照灯、その下に大型LED表示装置。最終デザインイラストを見たときの衝撃はいまも記憶に強い。この表示器の働きがまたユニークで、停車中には列車名(号数)と行き先・発車時刻を表示するほか、最後尾では走行時に下部を赤く光らせ後部標識 (すなわち尾灯) として使う。前部では愛称表示を点滅させ、列車接近の警告とする機能もあった。
「タキシードボディ」と銘打ったスタイリッシュな車両の美しさはいまでもまったく変わらないことが、この写真からもわかることだろう。見てくれだけでなく性能も大したもので、在来線初の130km/h運転を開始した同系は、1990年鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。それから20年あまり、カラーも変えず常磐線ひとすじに走ってきた車両は団体・波動用、あるいは高崎線への転用が噂されている。
E657系から651系・E653系などひととおり車両撮影をした後、いちど土浦まで行ってから新型車両の試乗。せっかくコンセントがあるのだから、とモバイル用ACアダプタを差し込もうとしてふと気づいた。この100V、西日本地区の60Hz仕様なのである。
関東の商用電源は当然50Hz、JR東日本の交流電化区間もすべてそうだから妙な話に見えるが、照明などのサービス用交流電源は伝統的に60Hzが用いらてきたことからくるようだ。(E259系も60Hz、ただし東北新幹線は50Hz) 全国~世界で使われることを前提にしたノートPCやポータブルAVのACアダプタは、実用は問題ない。ちなみに架線から取り入れた電気は、たとえ交流でもいったん直流に整流された上でインバータで交流に再変換される。



この記事へのコメント
またこちらでお勉強させてください。
車両の細か~なところまで見えてしまう…
わたしはすっかりサイドビューのトリコです(^^;
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
本年も貴ブログにお邪魔してお写真や車両の知識など勉強させて頂きます。
3月のダイヤ改正の概要が発表されましたが、常磐特急もいよいよE657系に統一されてしまいますね。
785系とさほどデビューの変わらない651系が新型車両に置き換えになるとは、さすがはJR東日本だと思ってしまいます。
それでも新たに転用も噂されているようで、新たな線区で活躍する同車両達にも期待したいとともに、更に置き換えられるであろう車両達の記録にも勤しみたいものですね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
いつも読み逃げばかりですみません(汗)
今年もよろしくお願いします
1枚目の車両、梅小路蒸気機関車館に行こうと公園の中を歩いていたとき、回送されていくのを見かけました。西も東も、新型は白いのばかりですねぇ。。。
鉄道ファンの連載みました!びしっときまったSLのサイドビュー、お見事ですね!実は北びわこで何度かサイドでねらったのですが、なかなかうまくいきません(汗)。C56、C57の登場を心待ちにしています♪
あけましておめでとうございます。
当方もいろいろ調べて勉強もしながらの題材集めなんですが、すっかりトリコになられたとは喜ばしい(?)ことであります。ことしも重箱の隅をつつきたくなるようなネタをできるだけ用意していく所存ですので(笑)、どうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
ことしも相変わらずの進行ぶりですが、参考にしていただければ幸いです。また貴ブログ等で北海道の現状なども吸収しつつ、また撮影しに行きたいなあという想いも……。
平成生まれのメジャー形式にも世代交代が訪れてきていることに、分割民営化から四半世紀以上という時間を改めて感じますね。651系が登場したときのインパクトは相当なものでしたから、新たな場所での活躍という噂にも期待したいところです。
いっぽうでこれまで全車健在だった185系にも時代の波が押し寄せそうで、また波動用183・189系もそろそろ注意が必要ですね。これらの車両にもしっかり着目していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。こちらこそご無沙汰ですが今年もよろしくお願いします。
E657系は徳庵や下松で製造されていますから(逗子生まれもいますが)、甲種輸送で西日本地区にも姿を見せていたようですね。ご多分に漏れず(?)の白いボディ、最初は単純に白だと私も思っていたのですが、よくよく見るとほんのり赤く色づいているのが心憎くもあります。
それから新連載のほうもご覧いただき、ありがとうございます。全国の15機を、これから順番に紹介してまいります。C56・C57は各2機ずつ現役ということで、JR西の保存機との違いも味わっていただけるようになりますので、あわせてよろしくお願いいたします。
時が経つのは早いものですね、スーパーひたち車両の代替わり、まだまだ新しさは維持されると思っていますが・・・。新車の方はずいぶん力が入っている雰囲気があります。寿命、重量、コスト半分の通勤型とは違っているようですね。
今年もよろしくお願いします。
783系とともにJR新型特急の先陣を切る形で登場した〔スーパーひたち〕651系もすでに20年以上、内装には一度手が入ったものの外観はほぼそのまま現在まで来ています。ただJR形の新幹線でも既に世代交代が始まっていますから、需要の旺盛な常磐特急も刷新の時期ということでしょう。
651系はいまなお魅力的ですが、E657系に乗ってみるとやはり内外ともに進化していて、世代の違いを感じさせます。車両に使われる技術も、一般形(通勤+近郊)で導入されたものが積極的に反映されていますね。
在来線特急、まだまだ需要があるというのもファンとしてはうれしいです。また常磐線方面、撮影に行きたいものですね!