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zoom RSS けむりのある風景

<<   作成日時 : 2011/11/19 00:00   >>

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静岡県の代表的な河川のひとつ、大井川に沿って北上する大井川鐵道。東海道本線の金谷(かなや) から分岐し、千頭(せんず) までの約40kmを走る大井川本線は直流電化されている。昔は奥大井・南アルプスに向かう登山者で賑わい、下り「大垣夜行」(現〔ムーンライトながら〕)が臨時停車し早朝の大井川本線臨時列車に接続したこともあったし、静岡・浜松方面から国鉄電車が乗り入れたこともある。
同社の名が全国に知れ渡っている理由の筆頭は、ことし35周年を迎えたSL列車の運転であろう。国鉄が蒸機牽引列車を全廃した直後の1976年に開始した、動態保存のパイオニアだ。他の路線が特別イベントの数日〜数週、定期的なものでも春〜秋の週末に限定した運行なのに対し、全5両 (1両は休車) を擁する同社では、SL急行〔かわね路号〕を年間通してほぼ毎日運行していることも特筆される。その陰に隠れがちだが、普通列車も近鉄・南海・京阪の特急電車がオリジナル塗色で運行されており、かつては全国各地から中古車を集めて走らせていた、いわば「動く博物館」だった。

茶畑の間を旧客牽引のSLが走り抜ける……という光景が日常的なものになっているから、ふだん撮影者の数はそれほど多くなく、点在する撮影地ものんびりした空気が漂っている。それでも先日開催されたイベント (重連運転が行われた) の時は名所にファンが集まり、近くの道路にクルマがずらっと並んだ……と通りかかった近所の方は話してくれた。
紅葉シーズン最盛期を迎えた週末の〔かわね路号〕は3往復運転され、1本目は順光、2本目は逆光で狙ってみる。この日1本目はC10形8号機、2本目はC11形190号機。C11 190は個人が静態保存していたのを譲り受けたもので、2003年から営業運転を開始。過去にお召し列車を牽引したこともある同機は各所に銀さし (ステンレス板貼り付け) が行われ、シルエット風にしても鈍く輝きを残す。

画像

C11 190

  • 大井川鐵道大井川本線 抜里←家山 2011-11
  • D700, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D, ISO200

転車台(ターンテーブル) は千頭駅に設置されている。運行拠点の新金谷にもあったが撤去されてしまい、長らく往路千頭ゆきを正向きにすると、復路金谷ゆきは逆向きでの運転を強いられていた。このたび島田市の整備により新金谷駅の転車台が復活し、10月7日から復路も正向きで運転できるようになった。ひきかえに新金谷〜金谷間は9月末で廃止されている。
機関車はC10・C11・C56とすべて小型機である。C56はJR西日本にも在籍 (160号機) しているが、最近は〔SL北びわこ〕も片道運転になっているため、炭水車を先頭にしたバック運転が見られるのはここの44号機だけになっていた。撮っておけばよかったかな、と今さらながら思う。

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コメント(2件)

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おはようございます!
大井川、もう少し近いと良いのですが・・・なかなか遠いですね。付近には金谷の名撮影地が点在し、宿泊しての撮影旅行なんてのもやってみたいなぁ・・・と思う今日この頃です。
teru
2011/11/24 05:51
teruさん こんばんは。

金谷といえば東海道線の撮影地でもあったところですが、行くとなると確かに遠いですね。大井川鐵道にしても新幹線で静岡に降りて在来線にのりかえ金谷でのりかえ……とかなり面倒なところであり(笑) そんなこんなで、撮りたいと思いつつなかなか再訪の機会がありませんでした。
SL乗車の観光客はほとんど新金谷へバスで乗り付けているようで、SLが新金谷発着になってしまったのも致し方なしかなと思ったものです。
宮本康宏
2011/11/25 23:11

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