Re: Start!

あらかじめお断りしておかなければならないが、今回の写真は昨年1月の本家扉と賀状に使用したものだった。
でも最近は世間でもリメイクだ再結成だ、鉄道でもリバイバル=昔の再現という風潮が (それが多分にさよなら運転につながっているのがどうにも複雑だが) 高まってきている。だからというには強引すぎるけれど、私ももう一度立ち返ってリスタートしてみようか。まもなく道東・冬の風物詩が幕を開ける。

画像

C11 171

  • 釧網本線 茅沼 2007-2
  • D200, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D
  • ISO200, 1/500, f8

現在JR北海道が車籍保有するSLは、2両のC11形(171, 207)。小回りのきくタンクロコで、ローカル線への乗り入れ実績も多数ある。逆向き運転も小型機ならではの光景だ。
207号機ともども北海道生え抜きの171号機。こちらは標茶(しべちゃ)町で保存されていたものを動態復元した。元祖だった〔SLすずらん号〕(留萌本線)は終了してしまったが、釧網本線での運転が現在も続いているのは、同機の「里帰り」という意味も込められているのだろう。
このように復元SLは静態保存された場所近くを走ることが多い。JR東日本のD51 498は後閑駅(ごかん・上越線)で、C57 180は新津駅(磐越西線)近くで綺麗に手入れされていた。秩父鉄道のC58 363も、埼玉県吹上町(当時)で保存されていたもの。
ことし〔SL人吉号〕で再復活を遂げる九州の「ハチロク」58654は矢岳駅(肥薩線)での静態保存機だったことから、〔あそBOY〕のかたわら年に数回、ふもとの人吉まで運転していた。

釧路湿原の北部にあり、駅員によるタンチョウヅルの餌付けで「鶴が来る駅」として知られるようになった茅沼(かやぬま)駅。現在は無人化されているが、地元の方々によって餌場は維持され、運が良ければ車窓からその姿をながめることができる。
ただそれが故に、とくにSLはツルを驚かすおそれもあるのが難しいところだ。いつもは豪快な汽笛を鳴らす〔SL冬の湿原号〕も、この駅に限っては静かに発車してゆく。

この記事へのコメント

2009年01月08日 01:00
雪の中を煙モクモク走るSL、いいですね~♪
って思ったら、なんと鶴が2羽並んで飛びたつところではないですか!
ステキなタイミングですね!
でも、鶴がSLの音に驚いちゃうんですか。。。

矢岳駅の人吉市SL展示館、夏に行った時にはD51が入ってました
このとき、肥薩線をSL運転が走る話を聞いたので
実はD51が走るんだと思ってしまってました
新聞記事が出て、あそBOYだったのね、と知りました。

私の方は、12月の終わりに偶然に京都駅で見たムーンライト高知・松山をアップしました
推進運転でのホーム入れ替えが見れたんですよ♪
(って、どんどん鉄に深まってますね(笑))
2009年01月08日 07:47
おはようございます。

この頃、SLを見ることは全くないので、うわ~、SLだ~…と大きくしてみると、ホントにタンチョウヅルが!
素敵な写真ですね。
ツルを驚かさないように汽笛を鳴らさず、静かに発車してゆくというのもいいですね。
2009年01月08日 22:27
さくらねこさん こんばんは。

このときはちょうど到着時刻に合わせてやってきて、しかもタイミング良く出発していきました(笑)
ただf8でも被写界深度を少し外れてまして……そんなことですこし強引に合わせこんだ写真なんですが、お褒めいただきありがとうございます。

矢岳の展示館は、D51の隣に58654がいたそうですね。〔はやぶさ〕はもう居なくなっしまいますが、再復活の折には見に行きたいところです。
また今年もいっぱいの鉄写真を期待しております(笑)
2009年01月08日 22:34
静さん こんばんは。

いや、うまく合うこともあるんですね(笑) ちょっと手前はボケ気味だったのですが、なんとか処理してしまいました(笑)
そんな写真もお褒めいただき、ありがとうございます。
勇ましく出発するのがSLの醍醐味でもありますが、静かな出発もまた面白いものです。
2009年01月09日 11:42
こんにちは。

いつものサイドビューとは一味違う、ドラマのある1枚に見入ってしまいました。
北海道らしく、その土地らしく、雪景色ではありますが温もりが伝わってきます。タンチョウが飛び立つ瞬間ととSLが静かに出発するタイミングも見事ですね。

釧路湿原号を撮影に行きたいと何年も思いつつ、訪れる機会がなかなか作れません。田舎ゆえ、子供の学校の送り迎えなどを理由に、自分が思い切れないだけなのかもしれません。今年も時刻表を眺めながら、頭の中では計画だけは出来ています(笑)。
小さな鉄道博物館
2009年01月09日 14:04
こんにちは。
間もなく「SL冬の湿原号」運転開始しますね。ここに来られる方の最大の目標が丹頂鶴との組み合わせです。私も運転開始から3年間復路は茅沼に通い続け色々な角度から鶴を狙いました。当初はSLとのバランスの良い位置にいたり作例の様に釧路側に飛び立つシーンが多かったですが最近は当時の子鶴?が成長し標茶側に飛び立つケースが多い中、見事にキャッチされていますね。何度挑戦しても面白い被写体です。(難度も高いですが)
次回もまたチャレンジしてみてください。私の作例は釧路駅コンコースに飾ってあります。
2009年01月09日 23:15
水無月さん こんばんは。

これ、確か最初は純粋にサイド狙いだったと思うのです。到着時刻に合わせたかのように、二羽が舞い降りてくるまでは。停車中にあれこれ撮り合わせ、列車が出発するとこれを追うように並走をはじめ、機関車と並んでくれました。
そんな写真にドラマを感じていただけて、こちらも嬉しく思います。こんなシーンが見られると、温かくなりますね。

さて、水無月さんはまだ〔冬の湿原号〕の撮影機会がないのですね。ここは思い切って行っちゃいましょう! SLはもちろん、タンチョウやエゾシカたちも待っていますよ(笑)
2009年01月09日 23:16
小さな鉄道博物館さん こんばんは。

釧路駅展示の傑作、拝見させていただきました。こんな写真が撮れるんだ…と思って現地へ行ったのですが、なんだかタイミングよくいったという次第で。
最近は標茶側に飛び立つことが多いのですね。それだけでもラッキーだったのかもしれません。

ポイントを知り尽くした方々の力作にくらべれば、まだまだ「つまみ食い」のレベルではありますが、また訪れた際、こんどはもっとうまく撮り合わせたいなと思う次第。そう思わせるに十分な、魅力的な被写体ですね。小さな鉄道博物館さんの力作も期待しております。
2009年01月11日 02:58
こんばんは~

茅沼といえばタンチョウとのコラボですが、それにしても絶妙のチャンスをモノにされましたよね。
そういえば SL冬の湿原号も再来週から運転開始で初日は重連運転。
なんとか行きたいところですがスケジュールが合うかどうか微妙なところです。

ちなみにこちら今日は大荒れの天気で雪がわさわさと降り続いています。
普段はあまり降雪量のない釧路地方も大雪警報が発令されていたんですよ。
2009年01月11日 19:34
加藤さん こんばんは。

動物や野鳥相手ではいつもうまくいくとは限りませんからね。チャンスが来ただけでも幸運だったのかもしれません。ということで少し強めの処理を掛けました。
まもなく運転開始の〔SL冬の湿原号〕、重連は無理ですがシーズン中になんとか都合をつけてまた訪れてみたいと思っています。

さて、北海道では連休中大荒れの天候のようですね。宗谷定期排雪のほか、他線区の臨時排雪もフル稼働でしょうか。
いよいよの季節ですが、行き帰りと撮影には十分お気をつけ下さい。
大阪人
2009年10月10日 10:40
C11 171は運用しないときは新富士の車庫に
留置されているのですし、
DMNも留置されているそうですが、
今後は実用化するのでしょうか。
宮本康宏
2009年10月10日 22:07
大阪人さん

>C11 171は運用しないときは新富士の車庫に留置されているのですし、

釧路運輸車両所のこととして話しますが、C11は旭川運転所の所属で冬季のみ釧路に出張です。

この記事へのトラックバック