ブルートレイン2008: あけぼの(2)

かつては奥羽特急の代表だった〔あけぼの〕、JR東日本の新幹線施策に翻弄されつづけて「羽越特急」になってしまったけれど、現在では首都圏と東北地方を結ぶ唯一の夜行列車である。
競合する交通機関の事情などから一定の需要を保っていた同列車もさすがに高速バス等との競合が厳しくなり、2002年に簡易寝台(座席扱い)の「ゴロンとシート」を登場させた(同年中に廃止されたが〔はくつる〕にも連結)。その後女性専用車「レディースゴロンとシート」も追加設定されている。

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オハネフ24 21 (ゴロンとシート)

  • 高崎線 熊谷(タ)←籠原 2008-6
  • D200, AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D
  • ISO200, 1/320, f4.5

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オハネフ25 201 (レディースゴロンとシート)

  • 高崎線 神保原←新町 2008-6
  • D200, AF Nikkor 50mm F1.4D
  • ISO100, 1/160 , f5.6

1970年代以降、寝台特急列車は原則として座席車を連結しなくなった。しかし完全になくなっていた期間は存在しない。20系ナロがなくなる前に583系サロが登場(サロ581。ただし同車は昼行運用に必要とされた)、同系は国鉄時代から一部B寝台をセットせずに運行した実績もある。民営化後、夜行高速路線バス並みの「レガートシート」と、その対極にあるカーペット敷きの「座席」が登場したのはご存知の通り。
ゴロンとシートは最後の項に属するが、〔サンライズ瀬戸・出雲〕の「ノビノビ座席」や〔はまなす〕の「のびのびカーペット」と違い、外見は寝台車そのもの。車内も寝台設備をそのまま使っている。カーテン以外の寝具類が一切省略されているが、いちおう「ベッド」だからカーペットよりは寝心地もよろしいのではないかと推察される。で、なぜ「推察される」のかというと、禁煙なのは「レディース」で「ゴロンと」は喫煙車だから、ということで。そもそもこの手の「ゴロ寝」したこと無いですし……9月号の乗車記を読んだが、やっぱりひどいようですね。個室にしても〔カシオペア〕〔サンライズ〕以外に禁煙室がないのも今時どうかと。

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