夏休みの自由課題(1) -長野の「ロマンスカー」

残暑お見舞い申し上げます。というわけで夏休みを取って間が空いたついでにすこし息抜きを。長野県へ行ってきた。

地方私鉄へ行くと、都会でよくお世話になった電車に再会することが多い。上田電鉄では東急7200系、松本電鉄では京王3000系。そしてしなの鉄道ではJR115・169系。
ひところはもと東急5000系(先代)の独擅場であった。その軽量車体を活かして地方私鉄の近代化に貢献してきたのは紛れもない事実である。ただこの車体は軽量化がすぎて冷房装置を載せる余裕さえなく、老朽化もあって東急7000系とか京王3000系といったステンレス車両に交代している。さきごろ上田電鉄では東急系5代目となる1000系の譲受がはじまった。

長野電鉄でも自社発注車は特急用に2本残る2000系のみとなり、一般用では都市の大手私鉄で活躍した車両で設備改善が進められている。もと東急5000系の2500系に続き3500・3600系=もと営団3000系、さらに8500系=もと東急8500系と譲渡車で代替わりしてきた。
そして特急用として1000系=もと小田急10000形HiSE、すなわち「小田急ロマンスカー」が導入された。連接車、ハイデッカーそして展望車という特殊な構造の車両ゆえに、VSE導入で押し出される形となったHiSEの処遇は注目されていたが、長野電鉄へ譲渡すると発表したときは驚いたものだ。

画像

デハ1001

  • 長野電鉄長野線 桜沢←都住 2008-8
  • D200, AF-S VR Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G
  • ISO100, 1/160, f8

4両連接に変身したもとHiSE2編成には「ゆけむり」の愛称がつけられ2006年12月から運転開始。善光寺平に独特のジョイント音を響かせて、運転はまもなく3年目になる。塗装はロマンスカーのイメージを継承しているが、赤の色合いはオリジナルと若干異なる。

小布施を過ぎると山がだいぶ近くなってくる。車窓にはリンゴやブドウの果樹園に続き、水田も見えるようになってきた。そんな光景をちょっと趣向を変えてとらえてみた。


■改題しました(8/23)

この記事へのコメント

2008年08月12日 01:03
こんばんは~

夏休みの間は長野へ行かれていたのですね。
この夏も道内入りされているのかと思っていたのですが予想外の展開(笑)。

そして今回のカット、クリックしてみたら実は縦抜きされていたのですね~
いやいや、こちらの方が予想外な展開でした。
前ボケの稲と奥の「ゆけむり号」を縦で抜いたシーンは新鮮にすら感じるほど。
私にとっても良い息抜きになりました。
2008年08月12日 08:13
加藤さん おはようございます。

今回の夏休み、都合により期間半分は非鉄だったのですが、これはそれに入る前に長電だけ撮りに行った次第。
この場所で横位置で構えるとなんだか窮屈に覚えましたし、それにこの前後の緑を切って捨てるのはもったいないな、ということでわざと縦位置の画を作ってみました。お言葉通り前ボケも使って奥行き感を狙ったものですが、加藤さんにも息抜きになったようで、なによりです。

このあと後半戦はさらに予想外の展開を見せますが、それはまた後ほど(笑)
さて、つぎの訪道はいつにしようかな。石北臨貨も捨てがたいし、いやいや今冬こそ宗谷のラッセルを……あ、あれ買わなきゃ(笑)

この記事へのトラックバック