カニノヨコアルキ

北海道内の貨物列車を地道に席捲しつつあるDF200。"ECO-POWER RED BEAR"という愛称を持ち、「赤熊」などと呼ばれもする。クマというからには相当なパワーを連想させ、事実DD51重連を単機で取って代わるほどの実力を持つ同機なのだが、あるブログに「カニさん」と評するコメントがついた。

……カニ?

画像

DF200-1

  • 千歳線 上野幌←西の里(信) 2007-12
  • D200, AF-S VR Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G
  • ISO 200, 1/400, f8

むー、言われてみれば、そうかも。サイドをつらつらと眺めていると、確かにこの色と模様そして塗り分けはカニっぽいなあと納得。私らの頭では「カニ」とくれば続けて「24」になるのだが、そういう発想も面白いと感じた。そんなわけで、カニの横歩きでございます。

車両限界をいっぱいに使った車体は、小径車輪による低い床面とあいまってずっしり感がある。足元に目を移すと、ボルスタレス台車中央に棒が見えている。牽引力を伝えるためのZリンクで、力点を下げるためその位置は電車よりもずっと低い。(台車外側に見える棒は蛇行動を抑えるダンパで、牽引力には寄与しない)
ふつうは運転台の直後にある乗降扉がずいぶん後ろ側に下がっているのも同機の特徴だ。右側から登り降りするのだろう。旅客ホームに停まることを考えない貨物専用機らしい造りだ。
DD51を駆逐する現状から趣味的には快く思わない向きもあるようだが、私はこのスタイルが好きだ。〔北斗星〕や〔カシオペア〕などともけっこう似合うのではなかろうか。

この記事へのコメント

2008年07月17日 02:30
こんばんは。

ありましたね、カニさん(笑)。
突拍子もない発想にも思えますが、「鉄」な考えを捨てると何故か納得。
「カニノヨコアルキ」というタイトルも面白くもあり良いところを突いている感じがします。

それにしてもDF200って他の箱形車体をもつ機関車から比べると低い床と20m級の車体のせいでいつも精悍に思えてしまうのです。
さらにかまぼこ形の屋根も相まって圧倒的な車体の大きさ。
そんなこの機関車、私は長玉で圧縮するより標準程度のレンズで撮る方が好きなのですが、サイドビューもやっぱりいいものです。
"DFらしさ"がよく分かるカットではないでしょうか。
2008年07月17日 21:38
加藤さん こんばんは。お邪魔いたしました(笑)

DF200って、最近のJR機関車としてはめずらしくほぼ左右対称のデザインなんですね。特に大きな鎧戸あたりが……そういうところもイメージにつながったのではないかと思います。
そんなDFの"DFらしさ"を感じていただけたようで、なによりです。一方で標準レンズを使うと、「く」の字型の先頭部が精悍に写し止められそうな感じも、確かにしますね。

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